楽習フェスタ2011 第13回聖徳大学生涯学習フォーラム
2011年6月11日(土)、12日(日)
2011年6月11、12日、当協会は「楽習フェスタ2011 第13回聖徳大学生涯学習フォーラム」を共催しました。
1日目は、生涯学習を取り巻く課題とその対策を学習する基調講演と2つの分科会を実施し、2日目は、今回のメーンテーマ「ネットワーク~いま、わたしたちにできること~」に即した研究発表、ワークショップなどを行いました。
6月11日 基調講演・分科会
1.あいさつ
「東日本大震災から学ぶ“克災のまちづくり”を考える」
福留強(聖徳大学生涯学習研究所長)
当研究所の福留強所長が今回の震災を経験して、これからの生活に必要な「生きていくための生涯学習」を「5K」と括ったキーワードで解説しました。
2.基調講演
「今だからこそ考えるスローライフな生き方」
榛村純一(元静岡県掛川市長)
榛村純一さんは、1977年から2005年まで、7期に渡って掛川市長を務められ、その間、独自のスタンスでリーダーシップを発揮し、全国で初めて生涯学習都市宣言も行いました。今回は活動の中で構築された「スローライフな生き方」、その考え方をご披露いただきました。
3.第1分科会
「克災都市コミュニティ~市民と行政の協働システムづくりを目指して~」
榛村純一(元静岡県掛川市長)
田中靖子(青森県三戸郡階上町総務課主幹)
鈴木迪雄(NPO法人全国生涯学習まちづくり協会理事)
司会:清水英男(聖徳大学教授)
震災発生以後、隣近所・地域の住民同士の協力が、様々な場面で直面した危機を乗り越えた現場の報告をもとに、活発な意見が交わされました。
4.第2分科会
「克災ボランティア活動~ボランティア同士の絆新生を目指して~」
甘竹勝郎(前岩手県大船渡市長)
山下真由美(茨城県守屋氏放課後子どもプランマネージャー
茨城県放課後の居場所づくり推進アドバイザー)
小松和重(千葉県成田市立前林小学校教諭)
司会:齊藤ゆか(聖徳大学准教授)
突然の大きな揺れ、その時、子どもたちと共にいた大人が、どのような判断を行い、どう行動したのか。その状況を検証し、今後の備えについて議論しました。
6月12日
2日目は、震災を経て、改めて実感した日本人の絆の力や、思いやり・支えあいの心、そのすばらしさ、大切さを再確認し、本事業のメインテーマ「ネットワーク~いま、わたしたちにできること~」に即したブースを、聖徳大学生涯学習社会貢献センター(10号館)の2、7、8、9、12、14階に設置しました。
○14階、メーン会場は「日本を元気にネットワーク」をテーマに、東日本大震災に関連したブースを集約しました。
注目を集めたのは、「食べて応援!東北ふるさと自慢チャリティー博覧会」です。岩手、宮城、福島、それぞれの被災地の名物和菓子、地酒、特産アスパラをチャリティー販売しました。中でもJA会津みなみのみなさんに届けていただいたアスパラは、グリーン、ホワイト、パープルの3種類。どれも鮮度抜群で、野趣あふれる香りが来場者の購買意欲を掻き立てて、好評のうちに完売しました。
○12階は「子どもネットワーク」。子どもたちの元気と笑顔があふれる空間でした。
盛りだくさんの企画の中で、特に人気が高かったのは、かえっこバザールです。子どもたちがいらなくなったおもちゃを持って集合し、とりかえっこや、お手伝いをして、ポイントを貯めて、欲しいおもちゃを手に入れるというアートプロジェクトは、子どもたちの歓声が絶えないブースでした。
○9階で行った「学生ネットワーク」は、学生が同じ時代を生きる仲間と、社会問題から身の回りの話題まで語り合うワークショップを行いました。
○8階は「松戸ネットワーク」がテーマ。地元・松戸で、それぞれのテーマでまちづくりに貢献なさっている団体の活動はどれも特長的で、来場者の関心を集めていました。
○7階「学習体験ネットワーク」は、地域のみなさんにご好評をいただいている聖徳大学オープン・アカデミー(SOA)の模擬授業体験を行いました。今回行った4つの講座はいずれも、実際に自分の手でモノをつくる内容で、大人の方はもちろん、お子さんまでご参加いただきました。
○2階はピアノの伴奏と歌声のハーモニーで、心地よい時間が流れる場所「コミュニティ・カフェ 楽しく歌いましょう」の会場に利用しました。懐かしの歌声喫茶さながらに、参加者が一緒に歌って、語らってのひときわ楽しい交流スペースでした。
- 今回の楽習フェスタは、「ネットワーク」がキーワードでした。人と人、人と地域、人と環境、私たちが震災で感じた絆の大切さを改めて深く心の刻んでおこう。人は一人では生きてゆけない。そんな当たり前のことを、しっかりと認識しておこう。メッセージを込めました。
いま、コミュニティのあり方が問われています。未曾有の大震災で残された私たちは、希望に満ちた社会を構築していかなければなりません。今日より明日が輝くように、私たちはいつも「いま、わたしたちにできること」を考え、行動に移していくことを課せられています。











